2023.6月度部内戦 『使用率トップ150使用禁止シングル』
お久しぶりです。Planeです。
今回は6月度の部内戦の記事を書いていきたいと思います。
【構築経緯】
まずは今回のルールで使用可能で強そうな最終進化を調べたところ、
ヨクバリス,カジリガメ,ケッキング,ウソッキー,ルガルガン(黄昏の姿以外),アップリュー,ワルビアル,サダイジャ,ウォーグルなどが上がりました。
剣盾の環境でサダイジャが蛇睨み+ステルスロックによる起点作りを行っていたことから、サダイジャを採用することにし、裏からの抜きエースとして自信過剰ワルビアルを考えました。
ワルビアルは今作のテラスタルのおかげで自信過剰が発動する前の物足りない火力を上げることができ、地面の一貫さえあれば容易に裏のポケモンを処理していけるのではないかと考えました。
このままでは水技の一貫があるのでそれに対して耐性を持つ呼水のシャリタツを採用しました。凍える風や置き土産などでワルビアルの自信過剰の餌を用意する役目も果たせると思いました。
しかし、このままでは水タイプのポケモンがいた場合にサダイジャの起点作りが行えず、裏から出てきたポケモンの気合の襷などでワルビアルが倒されてしまうと勝てなくなってしまうため、裏選出としてキラーメの毒化粧やステルスロックを用いたのち、トリックルームを始動しヨクバリスの腹太鼓で攻撃力を高めて一気に全抜きしようと考えました。
つまり、今回のパーティーの基本コンセプトはタイプ一致テラスタルで想定外の火力を押し付けていくというものになります。
【単体紹介】
サダイジャ
性格:陽気
特性:砂吐き
持ち物:ウイの実
テラスタイプ:岩
努力値:H 252,D 6,S 252
初手で蛇睨みをして相手の上を取ってからステルスロックを撒いていく型
地面の一貫を作るため岩技を採用し飛行タイプにも抗えるようにしている。
麻痺による痺れの上振れを生かすために塒を巻くを採用することで、耐久の上昇と
命中不安のストーンエッジの命中率を上げることができる。
ワルビアル
性格:意地っ張り
特性:自信過剰
技:噛み砕く/地震/岩雪崩/炎の牙
持ち物:こだわりスカーフ
テラスタイプ:地面
努力値:H 6,A 252,S 252
地面テラスをして地震を押しつけていくのが基本コンセプトであり、火力もあまり自信過剰が発動していなければ出ないので、初手から地面テラスを切っていく。
浮いてるポケモンがいなければ間違いなく強い。
シャリタツ
性格:控えめ
特性:呼水
技:濁流/置き土産/凍える風/龍の波動
持ち物:命の珠
テラスタイプ:岩
努力値:H 6,C 252,S 252
水技を受けるために採用された。
飛行タイプへの打点として凍える風の採用したが、
あまり効果がなかった気もするので、技構成に関しては微妙な気がした。
キラーメ
性格:臆病
特性:毒化粧
技:ステルスロック/マジカルシャイン/アシッドボム/パワージェム
持ち物:脱出ボタン
テラスタイプ:フェアリー
努力値:H 6,C 252,S 252
前回の大会からの流用個体、
毒菱とステロだけ撒ければ十分だったので特に変更する必要も感じなかった。
ムウマ
性格:慎重
特性:浮遊
技:痛み分け/トリックルーム/滅びの歌/呪い
持ち物:進化の輝石
テラスタイプ:ゴースト
努力値:H 252,B 6,D 252
トリックルーム要員として採用された。ドーミラーと悩んだが、呪いで退場して、毒ビシと噛み合えば、裏のヨクバリスが腹太鼓をしている時に相手が倒れて、トリルターンの節約も可能になるのではないかと考えたので、ムウマが選ばれた。
技構成はトリルと呪い以外はなんでも良かった気がしている。
ヨクバリス
性格:勇敢
特性:頬袋
技:腹太鼓/とっておき
持ち物:オボンの実
テラスタイプ:ノーマル
努力値:H 6,A 252,D 252
トリルからの腹太鼓ノーマルテラスとっておきの高火力を押し付けていきたかったが、
腹太鼓は火力が過剰すぎる気がしたので正直剣の舞でトリルが切れてからも頬袋+オボンの実の耐久の高さをうまく使った方が良かった。
あととっておきを採用している以上ゴーストテラスの恐怖が半端なかった。
【対戦レポート】
vs だーか(負け)
コリンク/ウミトリオ/スカタンク/フリージオ/キリキザン/ロトム(飛)
地面無効が2枚いたので流石にワルビアルを通すのは厳しいと感じ、
毒菱+トリルの選出で行くことにした。
初手ウミトリオとキラーメが対面したが、毒菱さえ負ければ良いと考えたので、ステロを選択した。
トリプルダイブによって襷を貫通して破壊されたが、ステロと毒毒菱が撒けたので
最低限の仕事自体はできたと思う。
ムウマを出して、トリル→呪いで退場し、ヨクバリスの腹太鼓まで積んでウミトリオは処理できたが、裏から出てきたスカタンクに守られて、トリルが切れ、そのままヨクバリスが倒されてしまった。
反省点としては、キラーメでフェアリーテラスを切って海トリオの処理を急いだ方が良かったかもしれないが、アクアジェットで攻撃できずに倒された可能性も考えると、選出自体が間違いで、シャリタツの選出が必須だったとも考えられる。
先制技を採用しているポケモンが3体もいたので身代わりなどを採用しておけば対応範囲が広がっていたかもしれない。
vs ごらり(負け)
ザングース/ベラカス/ムウマ/ドンカラス/ケケンカニ/オトシドリ
選出段階では比較的キラーメの通り自体は良さそうだったものの、火力がそれほどないので
倒し切れず、相手のザングースの毒暴走をこちらから発動させてしまうことにも繋がるので
選出は避け、構築作成段階からの基本選出であるサダイジャ,ワルビアルは確定し、
相手にムウマがいてヨクバリスのストッパーになること、ムウマが仕事をする対象のポケモンがいなかったため、シャリタツを選出した。
初手はオトシドリとサダイジャが対面し挑発を受け蛇睨みが通らなかったが、
その後の砂嵐のスリップダメージとストーンエッジの2連ヒットにより、こちらのサダイジャはウイの実をはたき落とされただけで、2体目のザングースと対峙した。
毒暴走で火力を上げられることを嫌い、蛇睨みで麻痺を入れることはできたが、空元気が採用されていたので、2回目の空元気で倒されることは確定していたので、
最後のポケモンの襷ケアのステロか、削りを入れることでワルビアルにテラスを切らずにザングースを倒させるかを考え、後者を選択したが外してサダイジャが突破されてしまった。
被弾は少ない方がいいので確実にザングースを倒すため、地面テラスをして地震を打つと
倒すことはできたが、裏からドンカラスが出てきたので、こだわり解除のためにシャリタツにバック。
シャリタツがかなり被弾し、攻撃技を選択したが不意打ちが飛んできてダウン。
岩雪崩を選択したが外して、辻斬り急所と不意打ちで落とされてしまった。
ケケンカニ以外には地震が通らないことを考えて、地面テラス地震で落としに行くのではなく
シャリタツで削りを入れてから、岩雪崩で拘らせる選択をとっていれば十分勝てた試合だったとは思うが、そもそもオトシドリを挑発ターンのラストで落とせていること自体運良い寄りなのでそこのアドバンテージをきちんと活かせなかった自分の弱さが出たと思われる。
【部内戦を終えて】
今回は2戦しかなかったというのもあり、普段よりもきちんとだーか君と感想戦をしたところ、
しっかりと環境読みをして、その対策を仕込んできているようだったので
もう少し考察に時間をかけて対策の上をいくテラス、もしくは対策に対策をした並びを持っていこうと思わされた。
ごらり君は相変わらず好きなポケモンを活躍させようという意志でザングースを使ってきていたので、毒暴走を発動させずに試合を終えられたところは少し満足ではあるが、最近は負けなしの相手だっただけに残念な気持ちもあります。
ここまで読んでくださりありがとうございました。
ではまた次の部内戦の記事で会いましょう!!